初めまして、ヒマラヤよりMutsumiUmiです
ヒマヤラから初めまして
MutsumiUmiです。
私は神奈川県葉山町で生まれ10代より菜食玄米主義やYogaがポピュラーな環境に育ちました。世界各国を2008年より各国を暮らすように旅をして、ヒマラヤの標高2600Mほどの山岳遊牧民の村に今は落ち着いています。
そんな暮らしのきっかけは、日本でホテルセラピストとして働いていたのですが、本質的な豊かさ健やかさを自分の目で見て感じ知りたくて、自分の足で歩いてみよう。と思い世界のオルタナティブシーンへ旅に出たのです。
はじめは沖縄の離島でキャンプ暮らしや農業体験をする中で琉球民族に出会い、北海道のアイヌ民族の聖地でもキャンプ暮らしなどをし、日本の国内の先住民族やシャーマニズムに出会いました。
東日本大震災をきっかけに
海外拠点の暮らしが始まり、アジアなどで民族衣装やアクセサリーとパーツを買い西洋国へ持って行き、到着したらテントと車と調理道具を買い、仕入れたものや自分で作った作品を道で売ったりトリートメントをしたり、時には果物の収穫など季節の仕事をして現金収入を得て、次の国に行くときには車もキャンプ道具も一緒にその国に来たばかりの旅人に売ったり。と、なかなかハングリーな旅をする中で『Nomad』という生き方に決意したわけでもなく、自然となっていたのです。
CANADAではイロコイ同盟の方の土地でティピに暮らしていたり、メディスンウーマンの方のお手伝いをしながら薬草を集めたりしながら“現地の暮らし”を体験し、オーストラリアでもアボリジニの方たちの聖地でキャンプ暮らしなどをしていました。
ロッキー山脈に登ってみたり、南半球のコーラルビーチを楽しんだりしながら、ローフードやyoga、Vipassana瞑想といったライフスタイル、パーマカルチャーやオフグリッドの生活を本場と言われる現地のコミュニティで体験しながら20代を過ごしてきました。
世界中を旅して
道端に暮らすストリートチルドレンの美しい瞳や、貧しい生活のなかでも他人に分け合う姿などに出会い、“先進国や途上国” “貧乏とかお金持ち”という概念や、宗教、肌の色。そういう思考が作り出したジャッジから抜け出して
『誰が何と言おうと私が、心から美しい愛おしい。と思える場所で、他の命を害することなく現金収入を得ながら、社会とも関わりながら生きる。』
そんなことを、2012年ころから繰り返し祈りながら旅をしていたのです。
ネットなど普及していない時代でした、当てもなく現地に赴き導かれるまま旅を続け、不思議ですね、今はヒマラヤから Asi.に投稿していますよ。
2014年アジアとオーストラリアを2年半ほど旅していた巡っていたころ。
山岳遊牧民族との出会い
アジア各国オーストラリアからインドと、あてのないの旅の途中ヒマーチャルプラディッシュ州で偶然山岳遊牧民族に出会い、古代より繰り返されている暮らしに魅せられ糸紡ぎや織りを始めることになったのです。
それから10年、ヒマラヤで遊牧民と原始的な暮らしを素朴に続け、『現地の羊飼いと村の人達と昔ながらの方法で糸を紡ぎ織り、日本の街でも着られる衣服のブランド“ BellaTerra”を立ち上げ』失われていく貴重な文化を次世代へ繋いでいこうと『伝統の糸紡ぎと心を日本でも伝承する活動』を、今はしています。
現在も一年のほとんどをヒマラヤの村で過遊牧民と共に過ごし、私も羊を追いかけ、糸を紡ぎ、衣服を自給する日常を記録し発信しています。
自分でもこんな活動をする人生になるなんて思いもしていませんでした。
もう一度人生をやり直した
ヒマラヤに来るまでの人生も大満足に楽しく幸せでした。が、すべてを捨てて『生まれ変わって子供からもう一度人生をやり直した。』と言い切れるくらいの圧倒的な体験が素朴なここでの日常の中に詰まっていました。
ヒマラヤの天気は変わりやすいように、美しい天気の日だけではなく大嵐や吹雪がやまない季節もあります。
土を耕し野に出て食べ物を手に入れたり、水をくむために山道を10分も歩いたり。過酷な日常の中で先進国の旅では気が付かなかった、素朴で穏やかな幸せや、ヒマラヤの雄大な大地と一体にならなければ生きることはできず『全は一、一は全』という意識も、ヒマラヤの大自然中で山岳民族と共に暮らすことで自然と感じるようになりました。
今は、ここでの人間だけでなくたくさんの種族の生き物との愛情にあふれた暮らし。の中で、母なる地球の与えてくれる恵みと、この人生を導いている父なる宇宙の叡智に深く感謝しています。
いろんな思い出を振り返りながら、今、目の前にあるヒマラヤの先住民の暮らし。を、これからお伝えしていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
私を含め、すべての存在が
母なる大地の与えてくれる恵みと愛を享受され
父なる宇宙の導きと叡智と共に輝く旅路を
歩み生きますように
雪のちらつくヒマラヤ標高2600Mほどの村より
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