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淡路島のシャーマンとカカオセレモニー


祭り好きな淡路島

淡路島在住、Asi.編集長の竹尾です。
淡路島では、さまざまなイベントやお祭りがあり、毎日のように何かしらの催しが行われています。とくにお祭り事は多く、それは古来より神々や自然に対する敬意を表現する場を大切にしているという、島民の心の顕れでしょう。
また、瞑想会や意識に関するワークなど、内側をととのえるイベントも多いです。

淡路島に限らず、日本の精神が宿っている限りは同様だとは思うのですが、それを「スピリチュアル」と呼ぶ人は少なく、ごくごく自然な流れで行われているように感じます。
とくに、良くも悪くも「映え」を意識してないことが多々あります(笑)。
本質的なもの=心が響く、心が響くもの=本質的な美しさをともなうと思うので、結果的に“映える”ことは大いにあります。
個人的にもそういった“ととのえの場”を作っていきたいという想いはあります。

ここ最近では11月某日、由良に住むシャーマン・まささんによるカカオセレモニーを執り行いました。カカオセレモニーは数回受けたことがありますが、シャーマンによって内容や受けるエフェクトも異なります。
「カカオセレモニーって何?」という人もいると思いますので、少し説明しますね。

 

カカオセレモニーとは?

カカオは、古来より「神々の食べ物」として、人々に大切にされてきました。
古代マヤの時代から、シャーマンによる儀式に用いられてきてきた食材です。
カカオは幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」を含むことでも知られています。

占星術によると、金星=好きと感じる感覚を満たし、自分軸と繋がる手助けをします。
カカオを体に取り入れることで、不要なブロックやトラウマを解消することに繋がるとされ、古来から民間療法として儀式に使われてきました。

また、カカオに宿る「地・風・火・水」にのエネルギーを身体に取り入れることでエネルギーバランスが整い、健康になるといわれています。

カカオセレモニーは儀式用の特別なカカオを用いて、音楽、瞑想などを通して自分自身の深い部分と繋がるワークをします。
トーキングメディテーションやダンスメディテーションなどを行なっているシャーマンもいますし、その内容は十人十色。

 

シオン山に登ってからのカカオセレモニー

先日行ったカカオセレモニーは、淡路島民、京都から来た方含め7名が参加。まず由良にあるとても神聖な場所・シオン山(シオン山についてはまた書きます!)にみんなに登って祈りを捧げてから、まささん宅で行いました。


まささんのカカオセレモニーはとってもライトでポップ。
美味しいカカオドリンク(カカオを砕いて、甘味と水を足して温める)をみんなで飲んで、ゆったりリラックスをする。そんなセレモニーでした。
それだけでとてもふわ〜っとしてきて、幸福感で満たされるような感覚。

大きなブロックがガシャっと外れるというよりは、ぎゅっと締まっていた縄がゆるくほどけ、体がふわっととろける感じ。

それゆえ普段リラックスするのが苦手な人こそ体験してほしいセレモニーです。

希望者(というか全員でした)には、南米の嗅ぎタバコ「Rape(ラペ)」(※)も処方。
こちらもライトな感じでやっていたただいたので、心地よさを感じながらただただ身を委ねて、それぞれの感覚を味わう時間に。その後まささんがみなさんの体をヒーリング。
きっとその人の状態やフェーズで感じることは違ったと思いますが、それこそがセレモニー。数人でやることで、なんとなく自分の役割やポジションが決まる感じがいつもします。それは意識的じゃなく無意識に。勝手にバランスがとれてくるんですよね。ダウンする人もいれば、共感する人、その場をホールドする人など、それってその人の持っている特性と関係なく、組み合わせで変わると思うんです。それがいつも面白い。

私の使命は、「人々の意識進化を促す」ことだと思っています。
それはメディアやSNSでの発信であったり、人と人をつなげることであったり、こういった場を作ることだったり。

今年から淡路島を拠点にしたことで、よりそういった意識が深まってきました。

ちなみにカカオセレモニーは自宅で、自分でも十分にできますよ。
ぜひ一度、試してみてくださいね。

 

(※)Rapeとは?…南米のラぺ(ハぺ)・セラピーは南米各地で行われている儀式。鼻から粉末ハーブを吹き込む嗅ぎタバコで、太古の遥か昔には煙による浄化や様々な方法が用いられてきましたが、ラぺ(ハぺ)に関してはハーブを使用します。ラペセレモニーやラペセラピーは、心と体のデトックス(浄化作用)を目的として行われます。

この記事を書いた人

竹尾園美

Asi.編集長。新卒から大手出版社にて雑誌編集者を経験。
「CLASSY.」や「Ray」などの女性ファッション誌のほか、「ハワイスタイル」「主婦の友」など旅や実用誌などさまざまなジャンルに携わる。12年間の出版社勤務を経て、2016年に独立。動画メディア「MINE」編集長のほかWebメディアの立ち上げ、アパレルECサイトのディレクションなど活動は多岐に渡る。2021年より復刊した雑誌「GLITTER」の副編集長を務める。2023年5月に淡路島へ移住。いつでもどこでも、自由に生きながらやりたいことをやる生き方を発信中。
あだ名はおその。

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