祈りの力 vol.1
祈りは科学的実験でも立証されている
「お祈り」は、日本だけでなく、ほとんどの国、もしかしたらすべての人種が行なっているものかもしれません。
では、「祈りの力」とは、なんでしょうか。
実は、祈りの効果は科学的実験によっても立証されています。
アメリカではハーバード大学やコロンビア大学などの大学にて研究が行われており、病人に対して祈りを捧げたところ、結論として「大きな治癒効果がある」とされています。
また、デューク大学の実験では、65歳以上の4,000人を調査したところ、神への感謝を毎日捧げている人は、祈っていない人より長生きしているという結果も出たそうです。
つまり、祈りを送られる人にも、祈るという行為を行う人にも、祈りは効果をもたらすということなのです。
なぜ合掌するのか
また、なぜ祈りを捧げるとき、「手を合わせる」という行為をするのか?
これは「合掌する」とも言いますが、これには衆生と仏のような二元的な対立を解消し統一する意味があると考えられています。
一説によると、手のひらから生命エネルギーが出ているともいわれ、右手からは右回りのエネルギー、左手からは左回りのエネルギーが出ています。
そして、エネルギーには男性性と女性性があり、合わせることでエネルギーが拡張するそうです。
何はともあれ、人は祈らずはいられない習性があるのではないか?
それは歴史を辿っていけばわかること。
古来の原住民は、自然や神、人々に祈りを捧げていました。
日本語の祈りということばは、「い+のり」で、「い」は神聖なものを指し、「のり」は法(のり)や告(のり)と同根であり、「みだりに口にすべきものではないものを口に出す」という意味があります。
つまりは「生命の宣言」。
生命の根源から息をする、生命の根源の響をことばに乗せて響かせる。
これが「いのり」です。
神さまや仏さまと取引するようなお願いでも念力でもない。
要は、私利私欲で祈るのではなく、感謝の気持ちを持って大切な人を思って祈ったり、大いなる力や自然に祈りを捧げるという行為なのではないでしょうか。
人の祈りは、自分にも他者にも、大地にも良い影響を与える。
それは人類の誰しもが持ち合わせた自然特性であり、習慣づけることはとても大切なのです。
日常生活に、「祈り」を
私自身は出かける前にお祈りをしますが、食事をいただく前にもします。
食べ物に、太陽や土、水、風などの自然に、作ってくれた人、運んでくれた人。そして「心と体が元気になりますように!」といってから、いただくようにしています。
そのほうが、美味しく感じるからです。
嘘だと思ってやってみてください!
次回は、全国お祈りツアー一回目について、レポートします。
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