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グラウディングする島、淡路島


 

『古事記』に記された「国生み神話」によると、淡路島は日本で最初に生まれた島。

 

以前、友人がこの地に初めて来たときに、「ものすごくグラウディングしてる気がする!!!」と興奮して話していました。

たしかに、淡路島は地球そのものと言えるような大地のエネルギーが流れていく感覚があります。今を迷わず生きる、地に足のついた心の軸を育ててくれるような。

そんな島だという気はしています。

 

たとえばそれは、アイデアを形にしたり、願いごとがすぐに実現したり。

この、「アイデアが形になる」「願いごとが叶う」というスピードは本当に速い、と実感しています。

それは大きいなことから小さいことまで。

「自転車が欲しいな」と思っていたら「自転車をあげたい」という人が現れたり、「車で誰か送ってくれないかな」と思ったら偶然、知り合いにあって家まで送ってくれたり。そんな出来事がしょっちゅうです。

このスピード感は、自分がすごいとか引き寄せ力があるということではなく、島のエネルギーの成せる技だと思っています。(もっというと自分のエネルギーも上がっているのかもしれないけれど)

家の近所はこんな感じでのどか。でも、ちゃんとスーパーやコンビニも近くにあります

 

淡路島に移住して、半年がたちました。

 

最近ふと、淡路島に来てから以前より落ち着いて物事をジャッジしている気がするなぁ、と思ってきました。

もともと自分はノリと勢いで行動するほうで、後先考えずに「これやりたい」と思ったらやるし、「ここ行きたい」と思ったらすぐ行くし、「これほしい」と思ったらとにかく我慢できないほうでした。

それはそれで、フットワークは軽くいろんな人に出会えるし、物事も次のステップにいけるのですが、そこの根幹にあるものが、欲心であったり疲れであったり、何かの不足感からくるネガティブな要素からの行動や欲求なものも混ざっていた気がします。

そこの棲み分けができないまますべてをGO!していたので、無駄なエネルギーを使ったり人に迷惑をかけたり、反対に人に振り回されたりと、動いているようで同じ場所でぐるぐるしていたなぁ、とも思います。

そういえば、最近わりと慎重です。いや、慎重というより丁寧になった気がします。

その行動は、魂に従っているのか否か。

何かに支配されて行動していないかどうか。

そのあたりを俯瞰で見ながら判断できるようになったと思います。

 

それはやはり、淡路島で過ごしているからかもしれない。

 

徐々にそうなってきたので、気づいていなかったのですがふと、「あ、やっぱり淡路島がグラウディングさせてくれていたんだ!」と腑に落ちる瞬間がここ最近いくつかありました。(具体的な内容は割愛)

 

場のエネルギーってすごい。

 

これは旅をしているだけでは気づかなかったこと。

そのときはそれができても、シティに戻ったらすぐに戻ってしまうから。

 

軸がととのう方法、場所を見つけておくって大事だな、と思います。

 

シティが嫌いなわけじゃないし、むしろ好きだけれど、

拠点は島でありたいな、と改めて思う今日この頃です。

 

おその拝

 

この記事を書いた人

竹尾園美

Asi.編集長。新卒から大手出版社にて雑誌編集者を経験。
「CLASSY.」や「Ray」などの女性ファッション誌のほか、「ハワイスタイル」「主婦の友」など旅や実用誌などさまざまなジャンルに携わる。12年間の出版社勤務を経て、2016年に独立。動画メディア「MINE」編集長のほかWebメディアの立ち上げ、アパレルECサイトのディレクションなど活動は多岐に渡る。2021年より復刊した雑誌「GLITTER」の副編集長を務める。2023年5月に淡路島へ移住。いつでもどこでも、自由に生きながらやりたいことをやる生き方を発信中。
あだ名はおその。

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